Vol.6 Reincarnation(2日目)

↑二日目オープン前の出演者とスタッフのエンジン!

今日も行くぜ!おー!とかかな。

↑二日目、一組目は、加納譲治!

本当に柔らかい声。独特な柔らかさ。しっとりと二日目が始まる。

そして、誰か・・・いないかい?

↑居た。高橋ベホイミヒロキンスキー。本当に優しい人。音楽が好きな人。

そっと、譲治君の柔らかい歌声を支える。

↑そこに、小学校6年生コンビ!ゆれゆれBoys登場。

光がさしている。

↑ゆれゆれ、写真の裏にパインズマインズの3人が居て、とても楽しいハーモニーが広がる。

↑かじちゃんのバイオリンを『R』の会を重ねる度に見ながら、見ながら。

なんとなく弦楽器って、バイオリンってどんな楽器なんだろうと見てる。

繊細で支える美しい楽器。本当は主旋律も取れるんだろうけど。

↑楽団ひとりさんも入って。

凄い。カホン、バイオリン、楽団ひとり(ラップ)、アコギと柔らかな歌声。

二日目の最初の一組だよ。凄くぞわっと背中に刺激が走る。

そして、ここで俺は帰らなければならない。

本当は最後まで見たいけど、明日も仕事。還らなければ・・・。

名残惜しんで外で、誰かと話す。なぜか、覚えていない。

もう、帰りたくないとしか考えていなかったのかも知れない。

『R』初回から1年と4ヶ月を経て。本当に1つの形は出来て、壊す?いや次の壇へとあがっていく。

最高の観客!には、全部見れないからなれないかも。だけど、最高じゃなくても見続けるのは出来そう。

だけど、見る?居る?とか演るとかじゃないような何かが生まれそうな次にもっと期待する。

8年後、ゆれゆれBoysは二十歳。全米がゆれゆれする日も遠くない!?

うーん。還る。

パインズマインズが入ったとこ、写真無い・・・いやオープンの時に目が光ってた。

声を掛けた人や掛けなかった人居たけど帰る。

振り返り、一日、数分~数時間。時に酒を飲みながら書いたけど、凄く濃密な時間に身を置けたことに感謝。

『R』Vol.6が終わる。

その頃。みんなの気持ちは、一つになって。鳴り響く。

「アンコール!」「アンコール!」「アンコール!」

最終組、『R』Vol.6 Reincarnation。僕達の還る場所は、命の生まれる場所。

母なる海しかない。

トリのパインズマインズに、誰も見た事の無いアンコールが鳴り響く。

曲は、「オーシャン」。パインズマインズが最高にチカラを発揮するコーラスが最強になる曲。

会場は、パインズマインズだけじゃなくて、見てる人も含めて全員の声が響く。

「さあ、かえろう♪」

Vol.6 Reincarnation(1日目)

2013/08/17(土)石巻の街に、待ちにまった「R」Vol.6 Onepark!

Reincarnation、魂の再生、生まれ変わり。

極めて宗教的な言葉を題に掲げ、「R」vol.6は、津波被害にあった木の屋石巻水産の倉庫だった場所をイベントなどに貸し出しているOnePark。

3.11以降ずっと石巻の映像で大きな鯨の缶詰。あれが木の屋さんと言えば、多少は遠くの人にも伝わるかも知れない。

Reincarnation、輪廻を考えない宗教もある。宗教の大きな要素に、死生観がある。が、『R』は、決して復興支援ではないと俺は理解している。

だから、Reincarnation自体は、辞典で調べると宗教的であるが、1年経った『R』が締め括りと再出発を意味すると思う。

その上で、津波被害を受け、まさに海水に飲まれた場所。あの最寄のコンビニよりも近くで、大好きだったおじさんは、津波で亡くなっている。

『R』までのお盆で、新しいお墓に、ひっそりと行き掃除して、お参りして来た。

そのような場所、追悼したい人はし、今したくない人は、しない。

繰り返しになるけれど、『R』は復興支援では無いのだと理解している。ところが、参加するミュージシャンや役者や演出の感受性は高い。 その場所で、ライブや演劇をする事に、自然と気が乗って来る。

あれから、2年と5ヶ月が経ち、『R』vol.1から1年と3ヶ月だ。

8/17(土)が迫る。一週間ほど前から体調を整えた。 それは、観客としてベストな状態で望みたかったから。

観客のテンションは、ミュージシャンも役者も含めた出演者、スタッフのパフォーマンスを刺激する!

そろそろ、当日、8/17(土)!だけど、その前に出演者やスタッフや主催者のtwitterを見ていると16日・・・いや準備からずっと見てたけど。

16日・・・移動が凄く笑えた。大移動!大人数の移動が激しすぎる。 東京でライブしていて、本当に来るの?とか、

車移動で夜食食べたり、温泉入ってたり。

仙台でライブしてたり。

地下鉄乗り遅れそうになって、夜行バス逃しそうだったり。

詳しくは、これ読めば分かる。

これ読むとライブの様子も、みんなの気持ちも伝わって来るから、

ここから先は読まなくても大丈夫になる。

けど、まあ、俺も書くかな。

【出演】

<1DAY>8/17(sat)

19:00 楽団ひとり

19:35 ぶ~ちゃい

20:10 荒川チョモランマ

20:35~ 休憩

20:50 Rampage Communication

21:25 クンクンニコニコ共和国

22:00 ケトラック

22:35 ミートザホープス
2DAY>8/18(sun)

15:00 加納譲治

15:35 LIBOO

16:10 さっちんたい

16:45 コマイぬ

17:20 ウエストムラーズ

17:45~ 休憩

18:15 エニシズ

18:50 ヘルメッツ

19:25 ちだ原人NUTS

20:00 ズクナシ

20:35 パインズマインズ
まず、何かが残念なのは、見る前から全部が見れないことが分かっていること。

後一組頑張ってみよう、もう一組なら大丈夫。

と、繰り返したとしても決して最後の最後、パインズマインズを見ることが出来ないのだ。

なぞのツイート。合宿の成果や如何に!(スーパー気になっていたのに。)

↑開場前、特別に入れてもらっている会場。

初めて入ったOneparkは、とても広く。熱気と湿気がこもってむんむんとしている。

着々と準備が進む。ここに1つの足跡が刻まれる。

どう表現すれば良いのか、この場所の持つ力。

人のせいなのか、本当にこの場所のせいなのか、気が満ちた「場」として、ここがあることが分かる。

18:30の開場前に一旦帰るのが惜しいが、これから始まることに、もの凄く期待が高まる。

それにしても写真でかいな・・・もっと、小さくするのはvol.7にの時にしよう。

↑マラカスとバードコールを作っている。ゆったりとした時間が流れる。

石巻は、もともとゆったりとしているけれど、こういうゆったりは余り感じたことがない。

バードコール。。。初めて見た。

暑くても風が吹き涼しい石巻の夏・・・ゆったりとその熱を上げていく。

写真を小さくし過ぎたようだ。もう、大きくても良いか。

↑開始前だというのに、レールに養生もしていないのに、遊びたくて仕方なくなってしまった子供がボーリングを楽しむ。

↑あげて良いのかどうか、リハ風景。今回、もっとも楽しく、ふにゃふにゃな気持ちに自然とさせてくれたバンド「クンクンニコニコ共和国」!

初日は全部見てるから、後にも出てくるはず。

↑素晴らしいバランス感覚・・・これで歩いてたし。

ペットボトルって頭に乗るもんなのか。そして歩けるのか。

準備を手伝い・・・本番が見れないと残念がっていた。。。

大丈夫、vol.7がある。

なんかvol.100まであるらしい。

↑そして、設置後に取り忘れた準備中のパネル。

ここで、一旦帰宅し、オープンには戻ってくる。

最初の客でありたい。段々と緊張が高まる。

もう、出演者達の緊張は、ビンビンと伝わっている。

翌日の人の緩み具合も分かる。

前回、車も必要なこともあるかなと車で来ていたけれど、本当に楽しむために、酒を入れて見てみようと思っていた。

前回、前々回は、記憶したいだった。今回は、最高に楽しみたい!なのです。

なので、車は必要かもしれないが、あえて、ごめんなさい。 車は置いて来て、飲める体制で戻ってくる。

その分、ドリンクは買うから許して。

↑オープン!!

ホラーハウスへようこそ!

夜は、これから!目が光るぜ!

↑『R』vol.6 Reincarnation!初日スタート!

↑遠く席を取り、パシャり、時々、TVを見ているようだけど、目の前に居る。

他にラッパー知らない。だから、彼が世界一のラッパー。

ラップの事は分からないけれど、彼が想いをたんまりと乗せてラップしてる事は分かる。

言葉をズバッと指すように、俺の心に入りこむラップは、心地良くリズムを刻んでいる。

音抜けが良くないか?とも思ったが(ああ、俺はなんて正直に書いてしまうんだ。と思ったが、違った。)・・・

ずばっと来た。場所は関係無い・・・じゃなくて、音響は関係ない。

ライブハウスやコンサートホールじゃないんだ。倉庫だ。最初から分かっていたこと。

→楽団ひとり 2nd impact 「LOVE」これは感想じゃない。

で、ずばっと来た。

↑この生の声が届く距離。マイクを通さない彼の声。ぞくぞくと背中が何かを感じている。

これ以上の説明が出来ないけれど、説明してみよう。 多分、読んで後悔するはずだ。

途中までのラップは、何か格好良い機械的な音でキュウっとかドッドッドッとか・・・やっぱりやめよう。

高橋ベホイミヒロキンスキーな温かいリズムに加納譲治な柔らかな歌声に楽団ひとりが3人で奏でる。

期待通りに言葉が来るラップ。期待を裏切る絶妙なアコースティックなライブ感。

↑ぶ~ちゃい

3人に増えてる。増えた。知ってた!

知らなかったのは、3人になったら、とっても楽しそう♪

楽しさが倍倍増増!見てる俺?じゃなくて、演奏してる3人が楽しそう!

今回、増えた「あこ(キーボード)」ちゃんが、もともとどうだったか分からないけど、

中井大地(Vo.Gt.)&祢屋庄平(ドラム)がとても楽しそう♪

そして、当然、釣られてもっと楽しくなる。

何かのエネルギーが集中するライブに、楽器は1つ増えたんだけど、凄く広がりと奥行きが出来た。

平面だった絵が、立体になっただけじゃなくて、写真がビデオになったような広がりと奥行き。

深くなった。これから、ますます楽しみなバンド。

きっと次は、ネジを100本ぐらい外せそうだ。

↑演劇『不文恋歌』。

20:10 荒川チョモランマ

今の感想を書こう。まじめに書くと長いw

演劇は、いつもその集中力に驚かされる。集中力?

なんていうか、会場全体がピーンと張る。こういうの何て言うんだろう。

張り詰めた空気、緩めるように笑いはある。だけど、緊張感は失われない。

恋、告白に言葉は越えられないかも知れないけれど、。

何度もあったチャンス

ずっと前からあったチャンス

失って気付くことは多い

けれど、何度もそれさえ忘れてしまう

それを

何が大切なものか良く分かっている

どう分かっている

あれ?この演劇東京でもやるとか言ってたような・・・ネタばれは良くない。

石巻とは違うのやるんだっけかな。

書いた文章を戻って多少消してみよう。

そして、さりげなく続きを書こう。

失くしたものは大切なもの。

それを取り戻した時に、その大切なものを支える大切なもの。

それは、実は失っている間に伝わっている。

いや、もっともっと戻ってチャンスの頃に既に伝わっていて、だから、

それをお約束のように約束を果たして欲しかった。

猫は猫のようにキャットウォークをきめて、そのストーリーにそって欲しかった。 猫のようにわがままだった。

それは、失ったことで、予定していたストーリーよりもドラマチックになった。

再生(Reincarnation)

そして、ここで一旦休憩時間・・・

↑休憩時間とはプログラムされていない時間の事で、何も無いわけはなかった。

カナダから石巻にやって来たメロウシンフォニー♪

柔らかいギターを弾く。

ひと時の休憩時間を盛り上げる。

俺は、ちょっと日和大橋を眺める。

懐かしい海風に当りながら、湊第二小学校の方を眺めたり。

暗い方を見たりしていた。

↑うしろに居るのはnojicoちゃん(だと思う。)♪

今回CD買ったんだ♪

もちろん、お気に入る。お気に入る♪

↑お待ちかね?お待ちかね!

地元石巻のバンド!Rampage Communication!

「R」ampage Communication!

今回、写真を撮るのがボケボケなのが、とーーーーーーーーっても残念なバンド!

しかもボーカルの後姿の1枚しかなかった。イケメンで、そして、良い声してるんだまた。

他の人のもこのページにあるので全部だけど。写真は悔やまれる。

格好良く「R」ockで行くぜなRampage Communication!

声にエフェクトかけるお洒落というかサウンドの格好良さ、coolさとか言う方が良いかな。を、追求している。

耳に残る。

最初から最後までノリノリ&クール。

格好良かった。期待を裏切らない。

↑そして~、ゆれゆれBoys(右側の少年二人)

定禅寺ストリートジャズフェスタのオープニングにも出るよ♪

↑もう1枚

石巻出身のスーパースター誕生の予感序章の最終章か。

↑クンクンニコニコ共和国

初めて見る!!ミートザホープスのメンバーがトニカク石巻に連れて来たかったバンド!

『クンクンニコニコ共和国』の登場シーンが凄く楽しくて格好良くて、これから始まる国民生活の幕開けをホーンが練り歩くところを写真撮ってない・・・

このジャンルは何て言うんだろう。

アラビア風とか言って全然違ってる予感

ボーカルの女性の声がとても個性的だ。

ゆるゆるな気持ちにさせる音楽。それでいて楽しく入国できる音楽だ。

束の間のクンクンニコニコ共和国の国民生活は、夢のよう・・・また石巻に還った。

↑ケトラック

ロカビリーのノリノリだぜ♪

やっぱり目を引くウッドベース!今回は、弟子の人が途中1曲弾いてたけど。

弟子?

ウッドベースの師弟関係・・・!すごく気になったので、後で聞いてみたら、弟子です。と。

そして、デス声・・・強いかすれた声というか、シャウトに歪を入れる声のあの曲。

聞いてる最中は、なんでこの選曲しちゃうかなぁと思って聞いてるんだけど。

終わった後振り返ると、俺はみんなが引いていたあの曲が好きだなと思う。

曲が好きというか、それをやるケトラックが好きだなと。

なんと言ってもあれ歌うのは大変。それやり切ってるんだからボーカル偉すぎる。

↑ミートザホープス
クック・・・ミートザホープス!初日のトリ!

8人も居る。ミートザホーンズ!

クンクンニコニコ共和国でも思ったけど、ホーンは華やかだ。

ホーンやってる人達の顔は、なんだか似てるなぁ。。。が、その時思っていたこと。

あとで、知ることもあった。

ちなみに、バイオリンは可憐なイメージ。

この日、男クックの気合を目にする!みんな見た。

右上の男!クック!滑り台?から降りそうな男。

いつ誰が何処でライブして移動がどうで当日の天気がどうで体がどうかなんて客にとってはどうでも良いこと。

だけど、いつ誰が何処でライブして移動がどうで当日の天気がどうで体の状態が悪い時に、言い訳ひとつせずに、その時に出来る最高のパフォーマンスで盛り上げ続ける姿は人の心を打つ。

一言、声の感想を書けば、最初の挨拶を聞いて声枯れてるな。脱水かもが俺の感想。

だけど、ステージでの彼の毅然とした態度!台の上に立つべき人が取る態度は一貫している。

あらん限りの声を上げ、動き回る。バク転もする。言い訳は一つもしない。

何かへの想いが乗っかっている。男クック!

その姿に圧倒されたまま、初日が終わった!