Vol. 3.5 1/19(土)石巻プレナホールにて

このブログは、Rブログなのか?いやそうじゃないけど、書いて無い・・・。
そんなことはさておき「R」Vol.3.5

「R」は、ライブ!演劇!インドカレー!の単発のイベントでは無い。
それは、Vol.3.6があるとかVol.3.7があるとかVol.4があるとか、そういう事では無い。
いやVol.4(3/16(土)、3/17(日))はあるけど、、、そういう事では無い。

「R」のVol.が積み重なるにつれて、石巻の新しい文化が出来て行く。

17:00オープン・・・に間に合うのか俺・・・、最寄駅まで走る。
それ乗れても16:00頃石巻着。。。

今回は、会場が広い。プレナホールまた違った一面が見えるに違いない。
などと考えて、そんな場合じゃないと走った。

ま、なんとか到着!!

到着すると、今回は登壇しないのですが、
「R」でおなじみのミートザホープスのDr.高橋ベホイミヒロキンスキーさんとバッタリ!
写真撮るって言ったらポーズを取ってくれました。

プレナの入り口は、すっかり「R」になっていた。
寄せ書き~◎
入り口、受付!Vol.3でお見かけしたお二人。
「R」の超強力な協力者この方々なくして、「R」は成立しない。
お陰で楽しめるので「R」。どうやら一番乗り?
おなじみの出演者と談笑しながら、開始を待つ!
開園まで、勝手に緊張する・・・出演するわけでも無いのに。。。それにしても会場が広い!

そして、今回、、、カレー!ガネーシャ石巻店のみなさんも応援に
イケメン店員さん!(噂では次回Vol.4でも来るとか。)
フリーペーパーの石巻Voiceも全巻揃ってました!

OpenからStartまでを、やぐち氏が盛り上げる。

そしてついにStart!
(タイムテーブルはチラシのもの・・・気がつくと押していたので実際とは違う。)

1.17:30 池崎浩士(おっ!wikipedia!)

舞台の幕開けは、全体がうまく行くかどうかの分かれ目、その大役!
物凄い、集中力、気迫でスタート!
一気に会場の雰囲気が高まった。
アコースティックギターに、マイクも通さず会場に響かせる歌声

「自転車で景色を運ぶ音楽屋さん」石巻も通った事があるのだとか。
喉が枯れんばかりの熱唱!「熱い!熱いぞ!この男」その熱さに、会場も巻き込まれる♪
「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」「メロディー~♪」

そして、ベイホイミさんのドラム(セッティングには色々あったみたいだ。)もナイス!
今回、こんなに大活躍するなんて、この時点では思いもしなかった。

熱い夜の熱い幕開けだ。

2.18:05 さっちんたい
雰囲気がガラッと変わり、5人編成のバンドに。
かわいらしい女性が二人、ボーカルとバイオリンとしゃっとお洒落な男性三人、ドラム、ベース、ギター。

お洒落なギターサウンドに、心が乗ってくる。
綺麗な世界観が乗っかる歌。
いつも心地良いバイオリンの音色。ん、合間のMC・・・個性的・・・俺は好き。じっと聞いていると、1曲の中に小さな物語がいくつか有って大切に繋がっていく。
なんだか聞き惚れる♪

CD頂きました♪♪♪

そして、舞台の合間・・・だいたい5分から10分ぐらいの隙間。

ちょうど、演劇が始まる少し前、演劇が始まるとドリンク買ったり、トイレ行けなくなるのでと。
そ、そうか、お腹も空いたしカレーかな。と。

じゃん!

ナンだこれは!でかい!英語に直すとthis is a naan.so big!

3.18:40 荒川チョモランマ『最後の女優』

なんと!一人芝居、あの広い舞台を一人で演じる。
「地上よ。あなたは余りにも美し過ぎて、誰もその美しさに気付かないんだわ。」だったかな。

最後の女優、それは、それまでの女優はいなくなってしまっていて、だから、残っている唯一の女優。
だから、その女優は一人だけ。他に女優はいない。

一人芝居、舞台の上に他に役者はいない。

役者は、女性だったので女優なのだけれど、
『最後の役者』でも良いのか、でも語呂が悪い。ハッ!ベホイミさんの太鼓(楽器の名前が分からない)が鳴ったり、やんだりする。一人芝居、女優とパーカスが舞台の全てを支える。

最後、「Last」、時間が一番新しい時の何か。最新の・・・。

「Last」=「続く(自動詞)」

また次が楽しみ!

そして、ナンは食べ終わっていて、評判だった味は全然覚えていない。
俺のナン・カレー返せ。

と、すっかり魅せられていた。

4.19:15 ウェストムラーズ(検索するとVol.3の映像が見つかる。)

優しい語りと歌
聞いていると、とても安心してしまう。

きっと油断させるのが物凄い上手なんだと思う。
いや、そうじゃなくて本当に優しい人なんだ。

ライブ全体から、ずっと、その雰囲気が溢れ出ている。
そして、1曲毎に、全部終わって、ふっと等身大の元気が訪れている。アコースティックギター、優しい歌声、気持ち。その優しさから、こんな石巻の未来のスーパースターのデビュー!

この後、他の出演アーティストが、「あの年齢でステージ立ってた?」「いや俺は無い。」「無いよな~。」って、すごい♪
実現させてくれたウェストムラーズも凄い◎みんな安心してお腹空いてしまったみたい。

途中の風景を見逃さなかった人から教えて貰ってパシャっと。

5.19:50

ぶ~ちゃい(ホームページ更新されてないっぽいから、リンクは今度にしよう・・・)

何故だかググッっと俺のハートを鷲掴み。一瞬だった。

会場もグイグイ捕まれてた。

楽しもうぜ。

変に考えるのやめて楽しもう。そんなメッセージが一貫♪
ステージの中から飛び出て客席でもずっとずっと。会場がノリに乗っている♪すごく楽しい♪なのに、なんだか言葉が出てこない。。。
ネジを1本外したからか、そして帰って笑おう♪

最後の歌、ジーンと響いたなぁ。

6.20:25 パインズマインズ

今夜もノリノリ南国の香り漂う♪
ノリノリの演奏が本当に楽しそう。

ギターのスパが音に酔って、物凄く気持ち良さそうにギターを弾く姿♪
キーボードのまんもが、右手、左手左右に開いて楽しそうに歌う姿♪
ドラムのいさむさんがお正月を歌う姿♪

絶対、楽しい♪だから俺達は演る♪
お客さんが楽しんでくれると俺達ももっと楽しいぜ~♪

と、そこにバイオリン♪さっちんたいでバイオリン弾いてた彼女
(誰を何処まで名前書いて良いのか良く分からないんだな。これが・・・。全員そうだけど。)
ひと味違ったパインズマインズを堪能♪
(ご馳走様でした♪だけどカレーの味は分からないまま♪)そして、熱い夜は、次のバンドで終わる。7.ケトラック

ずっと、ずっと散々熱かった今夜!
最高に熱い瞬間がここから♪♪♪♪♪

超かっけぇウッドベース♪
ウッドベースに見とれている間に、いつのまにか異様な盛り上がりに。
がんがん踊りだしている。ノリノリのビートに体が動く♪地元の仲間の野次も凄い(笑)

まさに熱狂♪♪♪

凄い!なんて言えば良いんだろう♪もう説明いらない見てくれ。

会場全体が興奮状態のままエンディングへ。

出演者全員がステージに立つ。

大盛会に幕を閉じるのだった。

過去最高に楽しんだ「R」。

帰った後も余韻が凄い。

余韻を英語で調べたら、Reverberations(大きい反響音)って例が出てて、
ピッタリ!今回の「R」は、Reverberations。

そして、3/16(土)、3/17(日)の「R」Vol.4へと。201

Vol.3<IRORI石巻>11/17(土)、11/18(日)

音楽と演劇のお客さんの融合で、しかも育ち続ける「R」Vol.3
<IRORI石巻>11/17(土)、11/18(日)
http://www.facebook.com/events/355036694587555/
11/16(金)の夜、間違って11/17(土)午前0時を過ぎ、なぜか自分は仙台国分町にいる。
完全に終電を逃している。
今日は、「R」Vol.3寝て起きれば「R」Vol.3
どうせ無い終電なので、バーで3次会、国分町にいた。
使いすぎた財布は残りすくなく、タクシーは、3、4千円。使いたくない。
まあ徒歩しかないな。これ以上、減らしてはいけない。
1:30 国分町から自宅へと歩き始める。
ああ、明日の今頃は、最高の音楽と劇を堪能して
打上げさえも終えて石巻の実家で15年来の友人と語り合っているはずだ。
と、楽しい事を思いながら夜道を歩く。
45号線を歩くが、誰も歩いている人はいないなぁ。
いーや、省略しよ。4時に自宅。2時間半の歩き。
さあ、寝て体力を取り戻せ!昼まで寝る。
朝からバタバタ、でもなるべく寝ておこう。
車で1時間半もあれば、仙台から石巻までは行ける。
でも結局、色々あって、15時過ぎ。
車は使ってはいけないことに・・・・
すでにギリギリの時間。
で、車使えない???
アホか?すべての計画が・・・
仙石線は、やっぱり移動が不便になった。
1時間で行けた石巻は、2時間の距離になった。
17時石巻着は絶望的。福島から来る友人に連絡を取る。
仙台から乗せてってくらさい。
「今、白石のあたり。1時間半後ぐらいに仙台で。」
16時半か、もう少し後か?中野栄駅にて待つ。
そこそこの時間が流れ、合流して、向かう石巻。
もう、はじまっているなぁ。
なんでも思うようには行かない。
でも最近は、うまくいっていないことが多くても何となく幸せ。
それは、余談。
そして、だから遅れているのが分かっていても楽しく車で話しながら石巻へ。
到着、「R」Vol.3最初の方は終わっている。
福島の友人は、パインズマインズとSOUL GRAFFITYがお気に入り。
俺は、実は今回、いーっぱい気になっていて。。。
到着すると音楽は、外まで聞こえている。
「R」Vol.3の2週目初日。
音楽が一旦終わり、そして、演劇へと。
「R」Vol.1で演劇をしていた荒川チョモランマの演劇
先週、丸を積み重ねたような演劇を見た。
今日はまた違う四角を積み上げたような演劇。
なるほど、演出など知らない自分に、それだけでも楽しい。
すっと、「場」が、段々と演劇に変わって行く。
とても不思議な感覚。目の前の舞台が揺れて入って行く。
ワンドリンク・・・ビールが美味しい。
設定1、2、3、4、5
場所がどんどん演劇に変わって行く。
ふっと、笑みが漏れ、笑いがあって、吹き出す。
で、唐突な緊張と共感が溢れてきて、すっと緩む。
先週、丸をいっぱい集めた演劇を見た。
今日の演劇は、四角をいっぱい集めた演劇。
面白い。演劇という知らない世界がとても面白い。
そして、また舞台は、音楽へと。
6月の「R」Vol 1.5でも見ていたアーティストがずらり!!
石巻のバンド!
ドラム、5弦ベース、パーカス(楽器の名前が分からない)、弦楽器が豊富なのも嬉しい。
エフェクターを使ったボーカルがイケメン、すっごく想いの乗った歌。
格好良いよ。
このバンドをお目当てに来てた福島の友人も満喫!
ラップ、HIPHOPのライブは、初めて見る。
なんか、すげえぇ格好良いよ。
言葉とリズムと思想に酔う。
存在感すごい。覚悟のようなものがビンビン伝わってくる。
新しい世界を見た。
そして、3ピースバンド、ドラムとG.&Vo.とキーボード
1日目とり!
パインズマインズだ!
初めて会った日、出演者の人を全く知らないままのライブの後。
なんとも気さくに話しかけられたのを忘れない。
このギターが好きで、バンドどうこうを無しにしても良い。
で、バンドも凄く良い。
凄く熱い!
楽しい。
ドラムの人の歌が熱い!
もう何かが凄く伝わってくる。なんだか泣けてくる。
ギターは、本当にステージ上でだけ見せる最高のパフォーマンス!
ギターも歌もすっごく気持ち良さそう!
温泉じゃ味わえないアーティストだけが知っている瞬間・・・
なのかな?俺は、違うから想像するだけだけど。
キーボードは、鍵盤でベースもするんだよ♪
透き通った歌声♪
なにより3人のハーモニーは最高だ♪
見ている方まで気持ちが良くなる。
緩む♪いつのまにかリズムに乗っている♪♪
仲良しで音楽が好きで、お客さんと1つの呼吸♪
最高の夜が終わる。
打上げにまぜてもらって飲む。
誰と話していても楽しい。
何を話していても楽しい。
復興バーに向かいながら、ギターの人と話す。
バーからは、途中で帰った。
二日目!
時間が無いので、少しだけ見る。
パインズマインズが、オーシャンを歌ってくれた。
すごく鳥肌がたった。
正面の奥から、ずっと見ていた。
聞いていた。
酔いしれていた。
ありがとう♪♪♪

Vol.3の1週目の1日目

「R」Vol.3は、2012/11/10(土)、11/11(日)、11/17(土)、11/18(日)石巻市のあちらこちらで行われる。
今日は、その第1日目。
またもや、自分目線なので、「R」の宣伝にならないのが、このブログの残念なところ。
でもまぁね。毎日書いていたところが、ぷつっと止めて、その後の1記事を「R」で書くのは、俺としては嬉しいところだ。
(誰が読んでいるんだろうなぁ。)
ちょっと「R」Vol.3の宣伝をコピペしておこう。
——————————————-コピペは、ここから
◆1Week目◆
・11/10(土)
<鹿妻南コミュニティハウス>(\FREE)
16:00-16:30 OPEN
16:30-17:00 LIBOO
17:05-17:35 芯大
17:40-18:10 ウエストムラーズ
18:15-18:45 『リル』
18:50-19:20 矢野あいみ
19:20-19:30 ENDING
・11/11(日)
<ダイニングバー 魂>(1Drink)
18:00-18:30 OPEN
18:30-19:00 矢野あいみ
19:05-19:35 『リル』(唄バージョン)
19:40-20:10 芯大
20:15-20:45 ウエストムラーズ
20:50-21:20 LIBOO
21:20-21:30 ENDING
◆2Week目◆
・11/17(土)
<IRORI石巻>(1Drink)
17:00-17:30 OPEN MC&加納譲治
17:30-17:55 ミートザホープス
18:05-18:30 ウタゲユメノゴトシ
18:40-19:05 SOUL GRAFFITY
19:15-19:40 荒川チョモランマ
19:50-20:15 楽団ひとり
20:25-20:50 パインズマインズ
20:50-21:00 ENDING
・11/18(日)
<IRORI石巻>(1Drink)
17:00-17:30 OPEN MC&加納譲治
17:30-17:55 パインズマインズ
18:05-18:30 SOUL GRAFFITY
18:40-19:05 楽団ひとり
19:15-19:40 荒川チョモランマ
19:50-20:15 ウタゲユメノゴトシ
20:25-20:50 ミートザホープス
20:50-21:00 ENDING
——————————————-コピペは、ここまで。
初日を終えて、<鹿妻南コミュニティハウス>に行って来ました。
宮城県石巻市鹿妻は、宝山寺幼稚園、湊第二小学校(1年~3年)、鹿妻小学校(4年と5年の1学期)を通った頃の思い出の土地。
本当に、最初の友達や最初の人間関係を作った最初の土地。
懐かしくて仕方無い。県営住宅が、市営住宅が見える。
昔、住んでいたところだ。
山肌は、昔と変わらず。
目指すは、石巻市鹿妻南コミュニティーセンター!!
石巻市鹿妻2-6・・・iPhoneで調べで頑張る!
16:30がスタート、その前に着かなきゃなのに・・・。
俺ってば、迷ってるじゃん。。。
16:00過ぎて、16:15分過ぎて・・・ヤバイ・・・。
見つからない。場所。
あ、林そろばん!って、全然違うし。それはそれで懐かしいけど。
で、到着!!
復興支援の関係で、仙台で会っていた「石巻恋太郎」さんと再会!
仙台で、復興支援の会合で会っていて、facebookでやりとりしてますよ。。。。ってのが通じないし。
顔も出しているんだけどな・・・。
でもまぁ。
なんとなく再会して嬉しい人と会った。
京都から石巻に引っ越して来た人。
機会があれば、恋太郎さんの事も書いてみよう。
知るところの少ない人ではあるけれど、エネルギーに溢れている人。
ちょっと自由過ぎるのかも知れない・・・。
そして、最初のアーティストLIBOOさん
石巻出身のアーティストで、アコギ曲が始まる。
会場の雰囲気を確かめながら、静かなる始まりを聴く。
後から聞いたけど、リブって読むらしい。なかなか覚えられなかったけれど。
荒いところはある。けど、想いの乗った、それでいて押し付けないスタンスを上手くとっている。
ライブとは関係無いけど、すごく気の良い奴という印象。
最後の曲。アコギ1本でラップはつらそう。
だけど、つらさは前面に出ることはなく逆に良い雰囲気を出している。
そこから、芯大さん
神奈川出身の人が石巻市鹿妻で歌う!
石巻に、そんな空気会ったっけ。
マイクだけ、バンドや楽器が無い人がステージに立つ。
ピアノ伴奏1つで、ひとり歌う。とっても声が良くて唄が上手い。
ビブラートは、プロのボーカリストの証のようなもの。
心地よく聴き入る。
あっと言う間にパフォーマンスは終わり。
どんどん、石巻って、こんな場所だったかなって思いがこみ上げて来た。
で、なんだかイケメンっぽい・・・いやイケメンだぞ。
唄とピアノ、透明な世界。
唄がとてもピアニストっぽい。声が音楽する。
そして、ウエストムラーズ
日常を歌う。いや、日常じゃなかったのかも知れない。
歌詞の全部は聞き取れないし、覚えられない。
初めてのライブは覚えられない。
られないけれど、られないから、か、印象が凄く残る。
シンプルに言葉が残る声、歌い方。優しい声。
大好きだなぁ、こういうライブ。
コードに言葉を置いていくと歌になるんだよ。って優しさ。
『リル』は、ライブじゃなくて演劇ね。
全部じゃなくて、切り取った『リル』の世界。
30分の時間の中で、今日の演劇は、最初の最初の世界。
8/1の「R」Vol.2からずっと、かの人の演劇をみたいと思っていた。
8/1は石巻川開き祭りだった。
Vol.2の「milk」(演劇)は、その日に行われた。
見たかった。
石巻の人に言えば、8/1、石巻出身の人がその日に何かしたいと思うならば、特別に説明などいらない。
意味合いは、それぞれに作られるだろうから。
「石巻で何かする。8/1にしたいと思ってるんだ。」
「そうか。」と、何も言わず。時間が、次の会話になれば良い。
だけど、平日だから見にいけなかった。
だから今回は「リル」だけど、見ていない「milk」でもあった。
開始前の数分の誰もいない舞台を見ながら。
「リル」
優しい朗読。
「ママ」
「リル」
「吟遊詩人」
子供達が、舞台の前や会場の椅子の間を抜けて走る。
ちょうど「リル」ぐらいの子供達が遊んでいる。
「静かにするんだよ。」
ママの声も聞かずに走っている。
舞台の中と外に「リル」がいる。
「大丈夫。子供は走るもの。」
しろくまもそう思っていたに違いない。
「りる、愛」
想像の中での想像を切り取る世界
限られた時間を永遠にする世界
矢野あいみさん、そして、かじちゃん
再び、音楽へ。癒しの弾き語りの世界。
ペダルが利かない。。。ライブの演出!
ちょっと、修理するぜぇ。
ワイルドだろうぅぅ。
そんなワイルドなメンバーでは無い。
「R」に会いたくて来てるけれど、
矢野あいみさんを見たくて来ているわけで無いわけでも無くなくなくて、
かじちゃんがバイオリンで来ると良いなと思っていないわけがなく、、、
6月「R」Vol.1.5の時、急にセッション、プロは違うなと思った。
二人揃って来てくれた!!
とっても透明な声と思っていた声は、聞けば聞くほど繊細な変化が有る。
どこまでも暖かな高音
弦楽器のバイオリニストかじちゃんの管楽器のような音楽のハモリ
で、何曲目か。「大漁唄い込み」を一緒に歌いたい・・・(笑)
調べて来たって、それは誰でも歌えるでしょう♪
ふと、後ろに一人居そうに見える。
何か低音楽器の男の人がいるように・・・
二人?この舞台だけかも知れないけれど、いても良いのかも知れない。
最後まで聴かせる音楽。
ENDING
出演者全員、ミュージシャンも役者もみんなが舞台の上で歌う。
お客さんも一緒に唄おうよ♪
そして、「R」Vol.3の初日が終わる。
見たぁ。見たぞ演劇。聞いた、感じた音楽♪
ちょっとだけ、矢野竜太郎さんと会いたかったな。
2週目は熱く「11/17(土)、11/18(日)」
http://www.facebook.com/events/355036694587555/
そして、「R」は、「リル」の言葉に安心して冬眠する。
冬眠から覚めて、春にはVol.4
(Vol.3.5有りそう~!有って欲しい。)
i Returned to my old place.
have enough sleep and Rest!,Riru.
Riru, 39 for your coming to Ishinomaki.
And 39 for all artists and staff.
時間が許せば、本当は2日目も見たかったなぁ。

Vol.1.5(2日目)

目が覚めて・・・また寝る。

27時に寝たまま、10時頃まで寝てまう。
家で、一応の朝食を取りながら、うちの父と母にも13年振りに会う友人「R」
本当は、あちこち周って歩きたいので、そんなに家でゆっくりもしたくないはずなのだが、
穏やかに俺の両親と花を咲かす。
北上、雄勝の方に行きたいとの事。
まずは、上品の郷で温泉!!!
久しぶりの温泉で、友人・・・福島。
飯坂温泉行ったなあ。
温泉の後、駐車場で音源・・・いろんな曲を編曲しなおして歌までいれてる。
結構アレンジが上手で驚いた。
大川小学校へ。
大焼きの日だそうで、遺品を火に入れていました。
被災地は、ちょっと場所が違うだけで見た目の印象から、気持ちから受けるものが違います。
以前、あったものが、やはり今は無く。近くで見れてしまう校舎とニュースで見た丘と、
ここに逃げれば良かったのにと言われている裏山。
東日本大震災の被害、石巻と福島は別の被害があるのだと伝わったようです。
福島には来ても見えないから・・・と、少し寂しそうに言っていました。
自分の想像と友人の言葉を比べ、
想像通りだったり、想像と違うかったりしているのを心の中で確かめました。
少しは、福島の理解が深まっただろうか。
お互いに特別な言葉は持たないので、
お互いに心の整理をつけていくしか無いように思いつつ
お互いに応援してる。
雄勝町へ入る。トンネルを抜けて結構走るイメージだったけれど、すぐだった。
すぐじゃない浜まで行くと時間が掛かるのか。
トンネルを抜けて見る風景・・・学校か。
石巻とは言え、合併で広くなっている。
分からない土地も多い。
なんどか釣りや親戚周りで来た雄勝。
ウニのイメージがあるが・・・
桑浜に行ったことがあると言うので桑浜に・・・海水浴???
そんなはずは無いと思いながら浜まで、、、???
津波被害は少なかったのか集落が残っている。
狭い道に沢山人がいて活気がある。
石巻の浜々を周れば、何も店も自動販売機も無いような浜が沢山ある。
人がいれば、漁や養殖が出来る。
200人いれば、、、100人いれば。
都会じゃ考えられないだろうけど。
間違って入った漁港の復興が進むことを祈2020る。
戻り、大曲浜へ大学時代の友人や知人が沢山いるとのこと。
懐かしい景色を見たいと45号線を使う。
三陸自動車道では、見られない懐かしい土地。
友人が住んでいたアパートは無事に今もある。
facebookに「昔住んでいたアパートがあった。当り前か。」
なんて事を書いていたけれど、
13年経って、あの頃の建物があるのは当り前じゃないんだよ。
風景が変わり過ぎていて、家と道が分からない。
13年振りの微かな記憶を頼りに、変わった風景の中を探す。
ここまでだと、友人宅も被害があっただろう。
そのまま大街道へと。
13年前新しかった建物は、閉鎖されていた。
ここに何があったろう。
ここは、あの頃のままだと。
日和山へと移動する。
日和山では、見える向きの震災前のパネルが置いてあった。
懐かしくて涙が出る。
雲雀野海岸、中瀬が見える。
写真は直前では無いようだった。
石巻市民憲章は、読むと悲しくもなるけれど、また置いて欲しい。
2011年5月に読んだ時、無理やり奮起するために、なんとかしがみつくために必要な言葉に思えた。
もう駄目で駄目でどうしようも無い中で諦められないから掲げた最後の一絞りの生命力を感じた。
今なら、少し素直に読めそうな気がする。
そして、日和山を降りてIRORI「R」Vol. 1.5の二日目に行く。
15時開始のライブは、17時パインズマインズ。
vol.1の時に初めて会ったのに、沢山話を聞いてくれた。G.andVo.
と、変わった苗字の人。
(えと、すいません。知っている人にだけ伝えたいところで。)
昨日と比べて集中力が全然違う。
気合が違うのが素人にも分かる。
イッちゃってるのがちょっとだけ怖い。
ぶつけている生命力が全然違う。
「R」主催者「R」(福島から来た友人「R」とは違う人)は、
出演者と共に石巻の今を見る。
女川や南浜町や門脇を歩く。
そして、俺にとっても懐かしい長浜を歩く。
幼い頃の思い出が詰まった浜。
湊(石巻漁港)から渡波まで続く浜。
生の石巻は、こうやってブログに書いたって伝わらない。
いくら話しても伝わらない。
知りたくない人に、無理に伝えようとは思わないけれど、
気持ちあるアーティストがこうして石巻にいる。
生で触れてもらいたい。
知ってもらいたい。
僕が作りたい文化、この土地に文化を作りたい。
この土地を知ってほしい。
のかな。
2日目のライブは、アーティストが本当にアーティストになる。
そうは聞いていたけれど、Vol.1では見れなかった。
Vol1.5では、絶対に少しは見たいと思っていた。
G.andVo.が歌っている。
駐車場から会場へ向かう時に聞こえている。
信号を待つと昨日見逃した・・・xxxxxxxxxが買い物袋を持って、
今日は?と聞くと終わってた・・・。
これは秘密にしておこう。
後でUstで見る。
友人「R」と会場へ入る。
1、2バンドの演奏を聴いて、雰囲気の違いをものすごく感じる。
挨拶・・・だって、今日福島に帰るし、俺、仙台に帰るし。
最後まで見たいけれど、色々あるんだ。
また、来れる。また、来る!から、また来てね!アーティストの皆さん。
実家に送ってもらい。
今度は、福島から石巻まで遠いところ来てくださり本当にありがとうございました。
13年前までの4年間、大学時代を過し、変わってしまったのを知っている石巻に、意を決して来てくれた。
13年振りの再会の締めくくり!
夕陽は、あの頃のままだよ!
実家で少々過しながら、20時・・・まだ「R」は、やっているはず。
そろそろ終わってしまうのだろうか?
「最後の人は、昨日、福島でライブしてんだよなぁ。」友人の言い残した言葉が気に掛かる。
終わっていても後片付けぐらいしてるはず。
もう一度「R」へ。
ちょうど最後のライブが始まり1曲目の途中!
大阪の人がアコギ1本で、歌ってる。
なんか元さん思い出す。
(仙台ストリートで知らない人はいないぐらい有名な人。13年前までの4年間よく聞いた雰囲気だよ。)
そして、パフォーマンス最高!!
乗って、乗せられて観客も歌う!
そして、本当に最後か非日常が終わるのか。
全出演者がステージへと、じーーーーんと、ぐっと来るものがある。
拍手の手が自然と高く、高く上がる!!
あんこーる。あんこーる。あんこーる。あんこーる。
どこからか分かる声があがる!!
もう、本当に最後の曲が始まる。
後ろで見ていたのが前に出てしまう!手もあがる!声も出る!
ありがとう「R」!

Vol.1.5(初日)

土曜日が来るたびにあと、3週間、2週間、1週間と思っていた。
朝目が覚めるたびに、後5日、4日、3日、2日、1日と思っていた。
ついに、ついに、この日がやって来た!
「R」Vol1.5 in ISHINOMAKI
仙台から石巻を目指して出発する。
仙石線・・・仙台と石巻を繋ぐ線路は、松島(の次の駅まで仙台と繋がっているけれど、)で代行バスに乗り、東松島市の矢本駅までバスで移動となる。
もはや矢本駅から石巻駅は電車ではないものが走っている。
(それでも無くなったままだった頃よりは便利になった。)
陸前東名、野蒜あたりの風景は、何度見ても
IRORI・・・「R」Vol1.5の会場、そして隣の日和アートセンター、出張復興バー。
15時の開始に向けて、14時に到着する。
会場では、東京から現れたVol1でも見たアーティストがずらり、リハ中・・・。
心臓が高鳴る。
前回会った顔が以前よりも輝いて見える。初めて見た人もとても輝いて見える。
もうすぐだ!
「R」が始まる。
とまらないままの「R」Vol.1の続きが静かに・・・
嘘、勢い良く始まる。
思えば、Vol1は主催者しか知らない中行ってみて、
どうにもこうにも気持ちが熱くなった「R」
そして、初めて会ったのに仲良くしてくれた出演者の方々。
楽しくて嬉しくて熱くて仕方なかった。
あれからずっと。
「R」Vol1.5
今回、すっごく良く見えた。前回は見えなかったものが。
出演者の方々が、ものすごく実は緊張してたり、音楽を楽しんでたり。
ギター弾いていられたら、後何も要らなかったりとか。
さすがプロは違う。
一言だけ書けって言われたら・・・Nice attitude!
それに尽きる。
二言三言書いて良いなら、それを超えるものだったと思う。
このブログ、個人名は、余り出す事が無いので、まあ、出さないけれど、
きっと会える範囲で話せる範囲で楽しんだことは伝えたはず。
伝わってなかったら、表現力が無いって事で。
表現者じゃないものですからと駄目な言い訳しよう。
そして、「R」の出演者の方々はこちらから・・・。
(一部来れなくなった方や急遽出演の方がいたから情報が正確じゃないかも?)
楽しそうに歌う。
自分は、そう楽しんでいるように、体で出すのが下手なので、
そう見えていないかも知れないけれど、
一目見て楽しんでいると分かる観客。
そんな風に見ているんだけれど、段々と体も心もほぐれて行ってしまう。
湧かせる演奏!
思わず声をあげて、ヒューってなる。ギャーーっってなる。
それがずっと続いたかと思えば、
聞かせる演奏!
もう溶けた気持ちも心も。
時々、昔の石巻での出来事や未来の石巻の事を考える。
それも意義のあること。
魅せるセッション!!!
ただただ感動する瞬間!しまった!やられた!って思う。
1000円返す。。。
そうして15時から21時までの長丁場は続き、夕方。
大学時代からの友人「R」が登場する。
福島出身、今も福島に住んでいる。
石巻は津波被害が本当にひどい。
そして、福島は放射能の影響が強い。
東日本大震災の被害は1つじゃない。
故郷を想う気持ちは、同じように強い。
震災後初の石巻入り。大学時代過した石巻は、どうだったんだろう。
13年振りの再会。
あの頃と違ってしまった石巻を見て来たと。
音楽好きの二人が、再会トークに熱中してしばしライブから席をはずす。
バンドも二人にとって懐かしいもの。
バンドや音楽は、どこででも出来るのだけれど、二人で見るのは、また意味合いが違い、懐かしさが溢れて加わる。
(俺はやってないけど。)
石巻出身の方のバイオリンの音色は、会場に音を漂わせる。
IRORIのライブと日和アートセンター、会場の外でかけっこする子供の声。
シャッター通り。
震災前から活気が薄れていた石巻の商店街が活気付いている。
陽が落ちていく。
だけど、熱くなって行くばかりの会場。
ちょっとだけ、懐かしい石巻を歩く事にして席をはずす。
長浜の石巻しみん市場が、復興マルシェとして再開している。
この看板、この店・・・見覚えがある。
あったはずのものが無い。
ここにスタジオがあって、いっぱい練習したね。と。
向かいのコンビニは、無くなってしまったね。
ラーメン屋さんが無い・・・。
でも、そのラーメン屋さんは、向こうに移動したんだよ。「大王(たーわん)」(他我のとなり)
久しぶりの味に懐かしそうにする友人。
主催者「R(龍)」と友人「R(竜)」は、石巻で出会った。
さすがに主催者は忙しく、そう話せるものでは無い。
この瞬間を主催して、取り組んでくれている事に感謝する。
「R(竜)」との13年振りの再会を果たせたのも「R(龍)」のお陰なのだ。
人は、きっかけが無いと動けないのかも知れない。
Vol1で、「R(龍)」と再会し、とても懐かしい気持ちになれた「R」
Vol1.5で「R(竜)」と再会し、とても懐かしい「R」
りゅうは1つのりゅうよりも、双りゅうの方が高く、高く上っていく。
出演者も全部りゅうだったのかも知れない。
観客もりゅうだったのかも知れない。
21時半を過ぎても続く「R」、楽しくて熱くて・・・22時前に全ての出演者の演奏が終わる。
だけど、「R」は、明日も続くんだよ。
22時になり、初日を終えた主催者、出演者の方々の打上げにまぜて頂く。
石巻立町の懐かしい店。何年か前飲んだ。
もう、楽しくて何はなしたか忘れた。
なぜか結納について一生懸命に話した気がする・・・。
実家に帰宅。
茶の間雑魚寝の予定だが・・・。
13年振りの再会を祝して、二人だけで乾杯する。
18歳から22歳の多感な頃、何回か大人になったと思える時期の1時期を共に過した友人と静かに乾杯する。
石巻、懐かしかった。
・・・
もっと会おうね。
今度は、13年なんて時間を挟まずに。
俺には、少々時間が必要だけど、もう1回音楽したいね。
やろっか。
明日、時間が出来たら、もう1回「R」に顔を出そう。
27時前、そろそろ寝ましょうか。

Vol.1

今日、ついに「R」の日になった。

朝からそわそわする。
自分はただ見るだけなのに、朝も早く目が覚めて、、、早く移動したい。
気持ちは、もはや石巻にある。
それでも予定は予定、予定が終わらないと石巻には移動出来ない。
ただ、予定が終わってくれれば良い。
とにかく時間が過ぎてしまえば良い。
午後、石巻への移動手段の車が出て行く。
そして、車が帰って来ない。
予定は予定仕方無い。
18時には街中にいたい。18時から「R」が始まる。
最初から見たい。最後まで見たい。
しかし、車は16時半、混雑する45号線を石巻に向かう。
実家に車を泊めて自転車で行くんだ!
会場近くまで着いて、迷子・・・。俺は一体何をしているんだ。
人通りが少ない街角で、歩いて探すが見つからない。
ふと、音楽が聞こえる。
これはライブハウスから音漏れするような雰囲気。
着いた「R」会場の「IRORI」だ!
外から主催者の顔が見える。
間違いない。
中へどうぞ!それは勿論入るさ!
これを見に来たんだ。
一組目が終わったのか・・・やはり間に合わなかった。
次も音楽の出演。
アコースティックギターでしゃがれた格好良い声!
そして、演劇・・・この劇は忘れられない劇になる。
この劇を見てから、心のスイッチが入りっぱなしになっている。
劇は、全てを切り取る事は出来ない。
全てを真実のまま伝える事は出来ない。
だけど、その伝えたい事に共感する。
主催者は言った。
「想像力」
このキーワードに、劇は、そのまま。
去年、とあるビジネス研修に出た。
ビジネスプランを練った。
無い頭をフルに使った。
特に出だし、ビジネスプランを考える時に
何が復興か?何が復旧か?
何が石巻に必要で、どうやって未来の石巻を描くのか?
永遠に考えていた。
そして幾つか出たビジネスプランの案は、まさに想像力の産物。
そして、それが劇になっているような錯覚さえもあった。
劇は心に刺さる内容だった。
この劇は、俺の記憶に残る劇になった。
そして、楽しい音楽が続く。
ずっと、自然と体が動くような楽しい音楽だった。
楽しさが続く会場!
音楽偉大だね。
思いがけず打上げに混ぜてもらって、
出演者の方と酒を飲む機会を得た。
主催者の友人、家族の方とも話せた。
打上げも本当に楽しかった。
こんなに楽しかったのは震災以降無かった。
何かを楽しんで良いとも思う事も無かった。
石巻は静かに動き続ける。
革命も「R」、再会も「R」
石巻の事を沢山の事を思い出させられる。
繰り返し繰り返し。
頭によぎる。
この地域は、再興する。
そんな夜明け近い時間に家路を辿った。
そっか、夜明け前はまだ暗いんだね。